素材にもこだわっています
天然の素材を使うということは、自然の力をかりるということ。こどもたちや環境に優しい素材選びはもちろんのこと、使い捨てではなく、大切に末永く使ってもらえるよう、よりよい製品を作り出すことが使命なのです。
木材の輸入が自由化されたことで、国産材の価格が低下し、間伐等の森林整備費、伐採後の再造林費を捻出できず、山林が荒廃。林業の就業者は7割も減り、高齢化によって日本の林業はどんどん衰退しています。間伐が不十分になると細い木々ばかりになり質も下がることで、供給の安定した輸入材の需要がより高まってしまうという悪循環になっているのです。さらに、間伐の不十分によって、日光が地表に届かず、下草が育たない地面は大雨などによって土砂災害の発生を招きやすくなってしまいます。現在、日本の森林における樹木の蓄積量は充実しているのだから、伐採と再造林のバランスを保つ「持続可能な天然資源活用」として、さらには、日本の林業の活性化に向けて、agney*は生産量をコントロールしやすい食器や、おもちゃ、雑貨などの製造に力を入れていきます!!
おもちゃに適したほどよい強度をもつ、国産のイタヤカエデ。(使うのは主に北海道の板屋楓。)バイオリンやギターなど、繊細で正確な加工を必要とする弦楽器にもよく使われる木なのです!
南米や東南アジアなど、気温が高いところで育つラバーウッドは竹と同様、他の木材と比べて成長スピードが早いのです!また、ラバーウッドは、別名「ゴムの木」と呼ばれており、ラバーウッドの樹液はゴムを作る原料なのです。何度も樹液をとった木材は、だんだん樹液が出なくなるため以前は大量に廃棄されていましたが、現在は食器や家具などに有効活用されており「エコな素材」として有名になりました。
アグニーの母体である仲吉商事グループは1988年から竹製品の研究開発を始め、現在では中国江西省に150万本の竹林を保有・育成しています。孟宗竹は3~5年というとっても短いライフサイクルでぐんぐん大きく成長します。しかも、地中を這うように広がる「地下茎」で増えていくので植林の必要もなし。成長を早める農薬や化学肥料などを使用する必要ももちろんないのですね。竹は最小限の土地で効率よく、繰り返し利用することができる画期的な天然資源。環境問題・温暖化問題の一因である森林伐採を食い止める有効な資源活用法の一つなのです。
アグニーの布製品はすべてオーガニックコットンを使用しています。膨大な量の化学肥料や枯渇剤を使用する一般的なコットン栽培にくらべ、認証機関に認められた農地で厳格な基準を守り栽培されるオーガニックコットンは、栽培過程において人に地球にとっても優しいのです。多くの人々が積極的にオーガニックコットンを使用することで消費量・栽培量も増え、地球上の農薬を減らし、広大な自然環境や農家の人々を守る事へと繋がっていきます。